麻績宿に新名所!
2016年04月30日
昨年麻績村に寄贈された麻績宿の旅籠「花屋」が4月29日、一日限りの公開となりました。花屋御殿の壁、塀、庭園、から内部のお座敷まで見事に修復され、本陣に次ぐ格式を有する「下陣」の風情が再現されています。
幕末には松代藩主が上洛のため総勢517名で麻績宿に分宿、本陣に30名花屋に20名が宿泊した資料が残っています。
土蔵の裏には大正の大火で焼失した母屋後の空き地があり、そこから明治時代に開業されたJR聖高原駅(麻績駅)から麻績宿に続く明治町通り、また平成に開通した長野道麻績インターも望めます。
平安の昔から江戸、明治、大正、昭和、平成へ、いつの時代も交通の要衝として栄えた麻績の里に復活した新スポットを多くの人たちに見てもらいたいと感じたひと時でした。
投稿者:おみも
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