スペルト小麦の栽培記録【冬越え~出穂まで】
2014年06月19日
耕作放棄地の再生プロジェクト/三年後の生業作りの一環として、村内の遊休地を開墾し、試験栽培を行っているスペルト小麦栽培。ずいぶんとご無沙汰しておりましたが、生育記録を一挙にまとめて公開します。
麻績村の厳しい冬をなんとか無事に乗り越え、とうとう穂が出揃ってきました!

5/2 雪の下敷きになりながら、短い背丈で這うようにして冬を乗り越え~

5/10 雨が降ることにどんどん大きくなり~

5/23 ぐんぐん伸びて~

5/29 とうとう出穂を確認!

6/7 六月に入るとほぼ出穂もそろいはじめ、

6/7 風にそよそよと揺れる穂が美しい~

6/18 とうとう背丈が2M近くなり、自分を追い抜き始めました!

6/18 これで梅雨を無事を乗り越えれば、念願の収穫の日は近そうです・・!
いまのところ無肥料・無農薬にもかかわらず、生育不良や虫害もほとんど無く元気に立派に育っています。
これは乾燥がちな麻績の土地ととても相性がいいのかもしれません!
これはうまくいけば休耕地に栽培できる、新たな作物として可能性は大きそうです。
引き続き収穫まで目を離さずしっかり栽培管理していきたいとおもいます。
それはそうと重大報告が一つ・・。
まだ確実ではないのですが、もしかするとこの小麦、同じ古代小麦には間違いないものの「スペルト小麦」ではなく、正確には系統の違う、二粒小麦といわれる「エンマー小麦(T.dicoccum)」なのでは無いかとの疑惑が浮上してきました?!?!
え、、そっそれどういうこと~???
なぜそんな事態になったかは、小麦の進化の歴史などを含めて、また改めて詳しく記事をアップさせていただきたいと思います!!
☆スペルト小麦の栽培や販売については、ふたごや農園のホームページにて随時更新中です。
よろしければこちらのページも是非チェックしてみてください。
ふたごや農園 http://futagoya.org
投稿者:地域おこし協力隊