秋の収穫
2016年10月20日
こんにちは!!地域おこし協力隊伝統工芸班です。
麻績も秋が深まってまいりました。
染料も秋の収穫が豊富です。
特に秋の染料で特徴的なのは、漬けて染液を抽出するものが多いことです。
写真は、どんぐりを1週間漬けたものです。
見ると、真っ黒でかすかに油が浮いています。
どんぐりに元々含まれている油分が、少しずつ出てきているのでしょうか?
香りも特徴的で、自然から産まれているのに非常に化学薬品を思わせます。
消毒液に似てるので、個人的には歯医者を思い出しますね。
ちなみに強い香りではありますが、腐っているわけではありません。
問題なく使えます。
ただ染液の色そのままに染まるわけではありませんよ。
こんなに真っ黒な染液ですが、出来上がりは黄色いんです。
染液の色からは予想できない色が出てくることもある、そこも草木染の面白さです!
また、本日は熟れて弾けたザクロを採取してきました。
ザクロの皮は染物に、果実は一部はそのまま美味しくいただき、残りはおすそ分けに。
きっと綺麗なザクロ酒になるのでしょう・・・。
皮は今日のところは日に干して、これを使って染めるのはまた今度です。
沢山の秋の恵みが、これからも楽しみです。
投稿者:地域おこし協力隊