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善光寺街道を歩く2012・一里塚
2013年03月16日
街道を歩いていると、かならず一里塚跡の標柱を目にします。かつて一里(約4キロ)ごとに築かれた道しるべの跡です。道の両側に土盛りをし、中央に木を一本づつ植えました。江戸幕府が街道を整備した際、距離の目安にしたことと併せ、地方の大名が江戸城へ攻めてきたときの防御として整備されたものです。立木を倒したり盛土を崩したりして、バリケードにするつもりでした。同じく街道に沿って植えられた並木も同様の目的だったといいます。戦乱が終わり、泰平の世となって、一里塚も並木も旅人の目印となり、憩いの場となったのです。善光寺街道には猿ヶ馬場峠に昔の土盛りのままの一里塚が残っています。(火打石一里塚・千曲市八幡)
投稿者:善光寺街道歩き旅推進局