善光寺街道を歩く2012・道標

2013年03月16日

善光寺に、一生に一度という全国の旅人が、道に迷うことなくお参りできたことは、よく考えてみれば大変なことなのです。初めて訪れる見たこともない土地に、わずかな情報を頼みに家を出るわけですから、期待と同時に不安もあったことでしょう。そんな旅人にとって道標こそが旅の案内役でした。大きな街道のそこここに、今も往時の道標が立っています。指差しの彫刻のある立派なものもあれば、道に迷う旅人を見かねて個人でつくった質素なものもあります。
山道などで迷うことは、時に命にかかわることさえありました。冬の峠道を超えていた女数人の一行が、雪でわからなくなった道を外れ池に落ちて亡くなったという話も伝えられています。道標は昔の旅にはなくてはならない大切なものでした。
(写真は洗馬宿のはずれにある、中山道との分去れの道標。「左 北国往還 善光寺道」と刻まれている。)

 

投稿者:善光寺街道歩き旅推進局

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