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歩き旅ダイジェスト
2013年06月19日
5月7日から始まった善光寺街道巡礼歩き旅は、6月16日で6回目が経過しました。
5月15日<村井駅から岡田出張所>
村井宿 問屋脇本陣の山村家の屋敷にある稲荷社。松本市の文化財指定。
出川宿 中田家。江戸初期の書院造を残し、同時期築造の庭園は県の名勝に指定。
松本藩の殿様が度々訪れては、池で釣りを楽しんだそうです。
松本宿 源池の井戸。善光寺道名所図会にも載っている古くからの名水。
5月23日<岡田出張所から四賀支所>
岡田宿はずれにある蓮台場、通称「でんで」。蓮台とは死者を運ぶ道具。
現在はミニ公園となっています。
馬頭観世音が整然と並んでいます。
刈谷原峠 茶屋跡
人工的に造成された跡地には古井戸などの遺構が残っています。
会田宿 善光寺常夜灯 「善光寺」の銘が刻まれているのは希少です。
現在はソーラー発電で夜間に明かりが灯されます。
5月31日<四賀支所から西条駅>
立峠。 急こう配を一気に上がる坂道に、今も昔も旅人は難儀します。
それだからこそ、聖地(善光寺)巡礼への思いが増していきます。
乱橋宿 大黒屋。明治期に旅籠屋だった。若かりし頃の正岡子規が宿泊しました。
子規は善光寺街道を歩いた松尾芭蕉の「更科紀行」の足跡をたどりました。
6月8日<西条駅から聖高原駅>
西条宿 観音寺。牛馬の信仰を集め、明治の最盛期には馬百頭の草競馬が催されました。
本堂には馬千頭が描かれた絵馬が奉納されています。この絵の中に紛れている一頭の牛を見つけると、来世は幸せになると云われています。
青柳宿 大切通し。戦国時代に開削され、江戸時代には3回切り広げられました。
開削工事で出た石材を使い、百体観音を造立してから善光寺街道随一の名所と言われました。
麻績宿 本陣瀬戸屋
6月16日<聖高原駅から姨捨駅>
猿ヶ馬場峠 念仏石。
旅人はここで初めて善光寺平が一望できました。
初めて善光寺を遥拝した感動の場所です。
姨捨山長楽寺。姨岩の上が江戸時代の姨捨山でした。全盛期にはこの岩の上に百人が登り、中秋の名月を愛でたといいます。
投稿者:善光寺街道歩き旅推進局